え? EUROはもう決勝トーナメントに突入なんですか?!
グループリーグとかクロアチア×スペイン戦しかまともに観ていないんですが…(悲)
コパアメリカもけっこう楽しみにしていたのに、いまだちゃんと観れていない。。
特にウルグアイが楽しみだったんだけどなぁ〜って、コパはもう決勝やないですかっ!
あああ、浦島太郎…
この1ヵ月なにをしていたかと言うと、馬車馬のように働いておりましたよ!
ビンボーひまなし!アベノミクスが憎いっ!!(心の声が出てもうた…)
やっとこ時間ができたので、唯一観たクロアチア×スペイン戦の感想をば。
・クロアチア 2-1 スペイン
スペインはセスクをトップ下に置いた4-2-3-1でスタート。
クロアチアも同じ4-2-3-1で、トップ下はラキティッチ。
(守備時は4-1-4-1のスペインに対して、クロアチアは4-4-2)
クロアチアのことはスペイン以上によく分からないんですが(汗)
前線のカリニッチ、ペリシッチ、ラキティッチ、20番、全員背が高くて、
ブスケツやスペインのCBと競り合うことが出来るうえに、ドリブル突破もするという、
かな〜りスキルの高い面々でした。
スペインは開始早々にセスクの抜け出しからモラタのゴールで先制点を奪うんですが、
守備面ではかなり危うく、DFの凡ミスから失点しそうな場面があったり、
セカンドボールをクロアチアに拾われては、カウンターの脅威にさらされていました。
バルセロナと比較するのは意味がないのかもしれませんが、
バルサはカウンターを受けないように徹底したリスク管理をしているのに対して、
この日のスペ代はセスクがトップ下にいた影響なのか、ブスケツが蓋になれず、
ズルズル下がる場面も多かった。(ブスケツのコンディションもイマイチっぽい)
ノリートと右SBのスルナが対峙しているんですが、ことごとくスルナが勝っていましたね。
スルナは危機察知能力も高いし、いいキャプテンだわぁ〜。
(アルバが頻繁にゴール前に顔を出していたのは、ノリートが抑えられていたからでしょうか)
26分、クロアチアは右に置いていたペリシッチを左に移します。
もともとペリシッチは左の選手なので、最初右に置いていた理由が分からないんですが、
左に移したのはスペインの右サイド(シルバとフアンフラン)がやっかいだったからだと思います。
逆に言えば、動き回るシルバの裏にスペースが出来るので、そこを突きたかったのでは。
で、その成果が44分に表れます。
トップ下のセスクからボールを奪うと、シルバが戻れないスペインの右サイドへボールを送り、
ペリシッチがフアンフランをかわしてクロス→カリニッチがラモスの背後から前に入ってゴール。
セスクとシルバは攻撃面ではスペインのチャンスを多く生み出していたので、
ポゼッションサッカーを続けるんなら、彼らは外せないピースだと思うんですが、
ブスケツのコンディションを見ると、守備のリスクはけっこう大きい気がする。。
フアンフランやラモっさんは休みなしで代表に合流していますしねぇ…
後半はクロアチア右サイドの20番、左サイドのペリシッチがドリブルでスペインを翻弄。
60分、ノリートに替えてブルーノ・ソリアーノを投入。
セスクを左サイドに出して、イニエスタを真ん中に配置。フォーメーションは4-3-3に。
前線はシルバ、イニエスタ、セスクのテクニシャンパサーだらけとなったため、
けっこう動き回るモラタが動けなくなる。(動くスペースがなくなる)
65分、モラタに替えてアドゥリスを投入。
ラモっさんにビッグチャンスが2回ほど訪れるも、得点ならず。
戦術がハッキリしていたのはクロアチアの方だったかなと思います。
クロアチアは変わらぬハードワークでボールを奪い、カウンターを繰り出すなか、
スペインはテクニシャンたちがあの手この手で相手ブロックを崩そうとするも、徐々に停滞…
83分、セスクに替えてチアゴ・アルカンタラを投入。
87分、シルバのスルーパスがアドゥリスに入るもシュートブロック。
そのこぼれ球を20番(名前覚えろ)が前線のカリニッチに送り→ペリシッチがゴール。
結果論ですが、途中から入った選手は違いを作れなかったですね。。
スペインとしては追加点のチャンスはあったので、戦術を変える必要はないかもなんですが…
ってか、デルボスケが戦術を変えるワケがないか〜(遠い目)
この試合で注目したのは、クロアチアの6番ティン・イェドバイくん(↓)
モラタからさんざん蹴られたり口撃されたりしていたんですが(汗)まったく動じず。
めっちゃ落ち着いた20歳のセンターバックで、今後が楽しみです!