スペイン代表のブラジルW杯メンバー、最終23名が発表されました。
トーレスもビジャもマタも選ばれましたね。
ケガを抱えていたコスタとファンフランも選ばれてます。個人的に残念なのはカルバハルの落選。
CL決勝を観て、スピードがあってフィジカルが強くてハートも熱いSBだなぁと思ったので、
選ばれる気がしたんですけど、23人(GK除けば20人)にSBを4人も残せなかったのか、落選。。
短期決戦の場合ユーティリティな選手の方が好まれるし、
そういう意味では右も左もできるアスピリクエタが残ったのかなとも思います。
トーレスは最終発表の後「初めて代表に呼ばれたときのように嬉しい」とツイートしていました。
もうね、そんなこと言われたらこう言うしかないっしょ?
トーレスおめでとう!!本当に本当におめでとう!!!
苦しかったと思いますね。選ばれないかもしれないというのは、本人が一番よく分かってた。
1年近く代表に呼ばれていない状況で一発逆転するには、
トーレスのゴールでチェルシーがリーグ優勝するか、CL決勝に導くかしかないと思っていました。
結局どちらも成し得なかったんですけど、W杯の女神はトーレスに微笑みましたね。
っていうか、デルボスケはほんとトーレスが好きですね(笑)
4年前、膝のケガが完治していない状態で南アフリカに入り、現地でも必死のリハビリをして、
本番になんとか間に合わせたトーレスなんですが、試合に出れば出るほど膝は悪化。
まともにシュートが撃てなくなる中で、デルボスケは全試合トーレスを起用しました。
出す方も出す方だけど、ボールが蹴れない、走れないという状態で、それでもピッチに立って
自分に出来る精一杯のことをやったトーレスも凄いなぁと思います。
ワールドチャンピオンになった後、レイナは自身の本でこんな風に言っていました。
「俺たち全員はこのタイトルに値する。でも、エルニーニョはさらにもう少し値すると思ってる。
W杯の最後の瞬間に、彼がケガをしてしまったことはすごく残念だ。
それがシリアスなものではなかったとしても、勝利の瞬間も彼の苦悩の表情が忘れられなかった。
俺たちのために、そしてチャンピオンになるためにすべてを費やした彼に向けられた不運。
あのときケガをした彼は、だからこそより多くタイトルに値しているんだ」
もうちょっと長いなんちゃって訳があるので、気になる方は赤字へどぞ(↓)
【 ペペ本の中身:トーレス編 】
すっかり頓挫してしまった「ペペ本の中身」…(大汗)心からすみません。。
今朝の試合でPKを決めた後、トーレスは指を3本立てていました。
これは「3回目のW杯に行くぜぃ!」ってことだったのかしら?
この試合を観ていて、みんながトーレスに点を獲らせようとしていたように感じたんですが、
特に前半は「遅攻って何ですか?」ってくらいとってもスピーディだったし、
レイナやCBからのロングボールがトーレスめがけてガンガン飛んでもいた。
逆にトーレスが下がったら、一気にバルササッカーに戻ってました。
もしかするとみんながトーレスのために…とチラっと思ったんですけど、
実際はトーレスを『仮想コスタ』に見立てていただけなのかもしれません(苦笑)
とにかく、スペインはこれで2つの戦術を手に入れたことになります。
ポゼッションとカウンター。最終的にはポゼッションに頼るかもしれないけど、
今朝の前半のようなワクワクするサッカーを、W杯本番でも見せてくれるんじゃないかと期待してます!