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【 インタビュー:シメオネ(Movistar+) 】
リーガ・エスパニョーラ16-17シーズンが開幕しましたね!
アトレティコの初戦は日本時間8月22日(月)朝5時〜です(嫌がらせか…)

・8月22日(月)05:12 - 07:30/アトレティコマドリード vs アラベス(wowow)

なんだかんだ、やっぱり楽しみ!
この夏アトレティコはガイタン、ガメイロの前線の選手を2人を獲り、
ビエットをセビージャにレンタルで出しました。
ガメイロのプレースタイルがまったく分からないんですが(←ニワカ)
センターFWタイプではなさそうですねぇ。
今季シメオネはどう戦うつもりなのか?ということで、
開幕前のシメオネのインタビュー記事を解読してみました。
え〜と、めちゃ長かったです…しかもなんだか小むずかしい内容で疲れました…(爆)
新加入選手やトーレス、グリーズマンのことも話しているので、おヒマな方はどぞ!
※例によってスペイン語まったく分からないので、話半分でお願いします。

Simeone: “Muchos elegimos el Atlético, es algo profundo”
【シーズン】
5期めになる今シーズンは確かに重要だ。
クラブに4年半いるが、サッカーでそれを見ることは困難になっている。
チームに残る選択をした理由を説明するのは難しいよ。
言葉にするのは難しい。一時的な感情ではなく、もっと深いものだ。
今日もいつものように競争し続けられていることを嬉しく思う。


【ミラノでのファイナル】
試合後に私が言ったことは、おそらくあの瞬間、自分が感じたものだった。
ファン、特にあなたを愛している人々に対しては、率直に話す必要がある。
私を愛してくれるアトレティコの人々がたくさんいることを知っているよ。
あのとき、自分の中に生まれた感情を、すぐに伝えただけだ。
私を信頼してくれる多くの人々に対して、フラストレーションを感じたのではない。
負けたときでも、彼らはなによりも光(clarita)を与えてくれる。

人々は失敗を口にすることを恐れる。
「失敗」は目標に達しなかったことを意味するからだ。
言葉は強い力を持つのか? おそらく。
しかし、それは私が感じた現実だった。
多くの人々、選手、クラブ、ファンの努力とともに2回目の決勝に達し、
勝利を手にすることができずに再び負けた。それは目標に達したことにはならない。
組織は素晴らしかった。構築し続ける偉大な仕事の、非常に大きな一歩だったのは間違いない。
しかし、極端で純粋な感情の中に私はいた。
そんなとき、疑問を残さないように明確に話すことを選んだんだ。



【その言葉に対するファンのとまどい】
疑いをもたれたかったわけではなく、ただ思ったことを伝えたかった。
4年半が過ぎて、私は別のエネルギーを持つ必要があった。
自分の場所に居続けるためには、我々がこれから先も同じ状況を作り出すための
強さとエネルギーを持っていなければならない。
2度目のチャンピオンズリーグ決勝での敗北は、闘志を失うものだった。
誰かがこう言う。「それは嘘だ」「終わっていない」「それは起こったよ」と。
実際、それは私には起こらなかった。
事実は2つの決勝を失ったということ。もう一度決勝に行ける保証はなく、道を見失った。
明らかなのは、この怒りと不満と失敗を、今日、挑戦に変えるということだ。


【決勝の結果で野心が失われた?】
振り返ってファンタスティックだったと言うことはできる。
我々はPKを獲得していたし、あれが決まっていたら素晴らしい結果だっただろう。
しかしそれは可能性で、議論すべきではない。
最初の30分はかなり悪かったと思う。
我々が期待したものとはほど遠く、チームはあまりよくなかった。
それから対応し、後半はゴールへの距離が改善された。
そのことで我々は、彼らよりも心理的に強かったと思うが、
最終的には延長戦でのフィリペの怪我などもあって、交替枠がなくなり、時間が切れた。



【あなたは本当に去ることを考えましたか?】
私は正直に、感じたことを話した。自分が関与し、直面したことについて。
「去る」という風には私は感じていない。
「去る」とは、あなたの頭の中で考えたことで、私はそれを言っていない。
多くの人々がこのクラブにやって来た。
クラブの歴史的には難しかった『重要な選手たちを維持する』ことが今はできている。
重要なプレーヤーは去りたいと思っていない。
グリーズマンは残りたいと思った。
ゴディン、コケ、ガビは去りたくなかった。
フェルナンドは競争を続けたかった。
主な選手はアトレティコに来ることを望み、それは我々の方法が正しいことを証明している。
運営を維持する他の方法には、ドイツのやり方がある。
ドイツは常に競争していて、世界で最も高い競争力を維持している。


【多くの人は言葉そのものを解釈しました】
我々は他チームが持つ数字を持っていない。それは不当であるが、不満は言わない。
しかしサウール、コケ、ゴディン、グリーズマンは、ここに残る価値を見つけた。
アトレティのために、これらすべてのプレーヤーがとどまることは容易ではないが、
クラブはそれを達成した。
そして、クラブが増大していることを常に見せていかなければならない。
よりよいチームを作り続けるため、トレーニングを継続させたい。


【チョリスモ(シメオネ主義)の説明】
その状況を説明することは難しい。
チームには仕事の構造があり、選手には競争する準備と、どうプレーするべきかを伝える。
それは、いちコーチとして彼らに与えられる唯一のことだ。
最高のサッカー選手でもプレーするには組織が必要で、才能だけで勝つことはできない。
集団の中のチームプレーヤーと、個々の才能。理想的には選手にはこの2つを持っていてほしい。
我々はこの種の選手を保有していた。アドリアン、アルダ、ジエゴ・リバス…



【あなたのスタイルに対する反論者】
それがなんだ? 49%のポゼッションを得られれば、私は幸せだ。
守備的か攻撃的かは問題ではない。
バイエルンのように試合を始めるなら、ディフェンスは自分の守備範囲からは出ないし、
前線に3人のフォワードをセットして、そして4-0を目指す。
それから? 攻撃的に行く。しかし4-0にはならない。
すべては、どこを目指すかということだ。
バランスの範囲内で、チームとして、またコーチとして、最初に原動力となるものがある。
バルサやマドリーと対戦して4-0にできるのなら、どのチームも攻撃的になるだろう。


【ニコラス・ガイタン】
ニコは素晴らしい選手で、以前から追っていた。
きっと我々に必要なものを与えてくれるだろう。
ラストパス、サポート、最も重要な最終局面でそれを生み出す才能がある。
新たにやって来た選手は馴染むのに時間がかかるから、彼には武器を与えるつもりだ。
良い選手は常に、中央で多くのものを見つけ出さなければならない。
彼らが重要な何かを解決するためには、より近くに感じさせることが大事だ。
我々は常にフィールドの中央を制するためにプレーしている。


【ケビン・ガメイロ】
ケビンは爆発的なプレーヤーで、狭いスペースでの動きが鋭く、最終局面で必要な選手だ。
特に、パートナーの動きを読み取りコントロールすることができる。
後方からの攻撃にも接続役になって、攻撃を持続させてもらいたい。
ロングパスにはフェルナンドが待っている。それは異なる方法だ。
フェルナンドは長い距離(ロングスペース)のプレーヤーで、
ガメイロはショートスペースのプレーヤーだ。
彼らの間の競争は、我々に可能性を与え、変化はチームに良い影響をおよぼすだろう。
今シーズンは昨年より成長するというイメージができている。
コレアはオリンピックで離れていたので、準備には時間がかかるが信頼している。
グリーズマンは才能を持っている。彼とコレアとフェルナンド。
我々の攻撃陣は非常にいいと思う。


【シメ・ヴルサリコ】
シメは成長するだろう。彼は足が非常に速く、前への推進力がある。
私は誰に対しても確約はしない。その特徴をフィールドで示すことが重要だ。
多かれ少なかれ、そのための時間を得られるだろう。


【コケの起用法】
私は常に現実よりも多くのイマジネーションを持っている。
そこにはガビ、アウグスト、チアゴがいて、彼らは経験豊富で強く、いい仕事をする。
コケは4-4-2の左がより快適なポジションだと感じているのは確かだろう。
ラストパス、アシスト、シュート、どれもいいパフォーマンスをしてくれる。

シメオネ4.jpg

【フェルナンド・トーレスの状況】
フェルナンドは必要な男だ。グループ内、チーム内において最も重要な男だよ。
持続できているのは彼の意志であり、私はなにも与えてはいない。
彼は勝ったんだ。
仕事のために彼を獲得してから、私は常に彼と話をしている。
人としても、プレーヤーとしても素晴らしいよ。
私は一度彼と話をしたとき、こう言った。
「フェルナンド、君は人々のアイドルだ。
チャンピオンズで2つのゴールを失ったが(もしくは10の)
人々の君への愛情は変わらずに続く。
だが、私は選手としての君を評価している。サッカー選手としての君が必要だ。
私はアイドルプレーヤーとは交渉をしないだろう」
我々は最初、明らかにジャクソンに多くを賭けていた。
しかしその後に、彼は自身のメリットをプレーで示して、昨シーズンは終わった。
全ての大きな価値を持っているよ。

シメオネ3.jpg

【コパアメリカと決勝後のメッシの決断】
私は彼と同じことを感じた。それ以上でもそれ以下でもなく。 
あなたは空虚さを感じただろう。
敗北の痛み、勝利への大きな目標、あの瞬間に私は死んだ。
チャンピオンズリーグ決勝では、それが私に起こったんだ。
決闘による死であり、その喪に服さなければならない。
あれを言わなければ、彼は嘘をつくことになっただろう。
アトレティが得られなかったこととまったく等しい。
いや、まだ等しくはない。我々は負けた。そしてその事実は私を傷つける。
リオネルと私は同じことを感じた。それはとても似ている。
あのときこう言うだろう。
「私は全てをやった。全てをやって目標に達することが出来なかった…」
敗北。その言葉は非常に大きく、強く激しい。
現実はそうしたもので、あなたが感じる虚しさはとても大きい。


【アルゼンチンコーチ】
願望はある。ただ時間が必要だとも思っている。急いではいないが、目指してはいるよ。
いま最高のコーチが監督になれないという傾向にある。その解決策を見つけることが必要だろう。
人々に「関与」と「責任」を説明するのは難しい。
アトレティの人々に対して私には責務がある。信頼できる環境に対する責任。
「あなたは去りますか?」
私はこう答える。
「今、私が去る? なぜ?」
「代表監督になるために」
代表は最も重要だ。そしてそれは私の人生でもある。
しかし、私にはまだ時間があると思っているし、急いではいない。
監督としての野心を持っている。そのときになればやって来るだろうと信じているよ。
私はなぜグアルディオラがスペインを指揮しないのか分からない。
なぜ、モウリーニョはポルトガルを指揮しない?
チリのペジェグリーニ、ドイツのクロップ、イタリアのアンチェロッティ。
多くの監督の、特定の傾向ではある。
おそらく、代表では特別なトレーニングが出来ないからだろう。
「世界で最高の監督」は、代表監督にはならないのかもしれないね。
しかしそれは正しくない。私たちは解決策を探す必要がある。
我々はトレーニングを好む。世界で最高のチームはトレーニング抜きにはあり得ないからだ。
そしてそれが代表監督という選択肢を選ばせないでいる。
世界で最高の場所にいる監督に、公的な権限を与えるシステムを模索してほしい。


【グリーズマン、バロンドールとクリスチアーノ】
バロンドールの話をするとき、私はこう思うだろう。
「クリスチアーノを選ばなければならない」
それは全ての中で最も競争力があったからだが、今年の彼が最高だとは思わない。
私はグリーズマンが最高だったと信じている。
EUROの決勝で、怪我のために彼(クリスチアーノ)はあまりプレーをしなかった。
そしてチャンピオンズの決勝でも、ギリギリで良い結果を得ていた。
明らかにあの勝利は彼を成功に導くだろう。チームの構造がそうであるように。
グリーズマンは、私が自由を与えた唯一のプレーヤーだ。そしてそれは正しかった。
あなたはよくサッカー選手にこう言う。「フリーマン」だと。
しかし、それは解釈が違う。
グリーズマンこそが「フリーマン」と呼べる初のサッカー選手だ。間違いなくね。
グリーズマンは異なる知性と融合できる特徴がある。
繰り返すが、アントワーヌがバロンドールを得られなければ、
それはEUROとチャンピオンズを逃したからだろう。
しかしそれは、候補者に指名されないのと同じくらい不当なことだ。
彼は最上級のレベルで最高の結果を残したのだから。



【レアル・マドリード】
カジミーロはバランスを与える要塞で、モドリッチには自由があり、
そして彼らには決定的な仕事をする攻撃陣がいる。
決勝の最初の時間、ベイルは素晴らしかったし、20分の攻撃は優れていた。
明らかに彼らは戦う方法を知っている。
私は「偶然」や「運」の話はしない。マドリーには「運」では勝てないからだ。
彼らは幼い頃から優勝することを義務づけられていて、その歴史で勝ってきた。
そしてそのことに、我々は幼い頃から慣らされている。
我々と一緒にいれば、あなたは勝つことができるだろう。
上手くいけば、最終的に我々の目標を達成し、常に勝つことの意味を理解することができる。


【バルセロナ】
バルセロナは昨シーズンよりも完成されていると思う。
ルイス・エンリケは代替選手の獲得のためにサインをした。
アンドレ・ゴメスは中盤を強化するための偉大な選手で、デニスは攻撃のセンスを持っている。
上位3つの特定のチームを考えたとき、彼らは世界最高だと思う。
バルサとレアル・マドリードは良い選手をたくさん所有しているが、
バルサは多くの監督の羨望の的であるメッシ、ネイマール、スアレスを持っている。
すべてのライバルチームがそうしたいと思うようなね。エゴ、そして嫉妬。
しかし、実際に彼らは脅威だ。そして上手く機能している。


【アトレティコへのメッセージ】
人々の愛情と多くのデモンストレーションを説明するのは難しい。
彼らは私の言葉ではなく、行動を支持してくれていることを知っている。
今シーズンは誰にとっても異なるものになるだろう。カルデロンでのラスト1年。
我々は必要とされる準備ができている。そして要求しなければならない。
そこには反発がある。明らかな痛みがあり、それを治療する最高の方法がドイツにある。
『Da le , da le , da le 』どちらにしても…


※ホームスタジアムの移転問題に関しては、現地にいないとよく分からないですね。。
トーレスはクラブの決定を尊重していますが、シメオネはどう考えているのか?
私の解読技術ではよく分かりませんでした。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後までお付き合いくださって、ありがとうございます!&お疲れさまです!
たぶん、シメオネのインタビュー記事を解読するのはこれが最初で最後です(爆)
おもしろおかしいことの1つも言ってくれればいいんですが、そんなの一切ナシでした…
哲学や思想がテンコ盛りの発言に、なにが言いたいのか途中で分からなくなり、
何度も投げ出しそうになりましたよ(泣)とにかく、やりきった感だけは得られました。。

【結論】シメオネとはプライベートで友達にはなれない。
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