この内容に「残念だ」とも言えるし、「こんなものだ」とも言えるし、
「1st.legが全てだった」とも言える。
バルセロナが最初から最後まで泥だらけになりながら必死に戦っていたか?と聞いたら「NO」でしょう。
心をズタズタにされながらも必死に戦っていたのは、スタジアムに駆けつけたファンの方だったと思う。
バルセロナにとってこの一戦はなんのための戦いだったのだろうか?
ケガ人が多かった。プジョルもマスチェもブスケッツもいなかった。
チャビもイニエスタも疲れてた。さらにはメッシもコンディション不良だった。
だから消化試合だった。だってベストのメンバー組めなさすぎで、これはバルセロナとは呼べないし。
それでもいいんです。
普通に考えれば0-4の時点で、ケガを抱えた選手にムリをさせる展開じゃない。
若手やあまり試合に出られない選手の経験の場にしてもいいと思います。
「おまえら、バイエルンの胸を借りてドカーンと散って来い!」でいいと思います。
でも、そんな風にもカンジなかった。
選手がどうこうではなく、監督やクラブの考え方だと思います。
バイエルンに1点獲られ、2点獲られ、3点目を獲られたとき、スタジアムのバルサファンは何をしたか?
ほとんどの人が席を立たずに、大きな声でバルサを鼓舞してました。
バルサらしいことは何も出来なかったかもしれないけど、それでも出来ることが1つだけあった。
メッシをピッチに送ること。
ラスト5分でも出してくれていたら、ファンはそれだけで幸せを感じられたんじゃないかなぁと思います。