この試合、ユベントスの方が試合巧者でしたね。まさに手のひらで転がされたカンジ。
アッレグリのことはよく知りませんが(汗)半年前までミランの監督を4年間務めていて、
ミランのこと(選手も戦い方も)よ〜く分かっていたんだろうなと思います。
ユベントスは前線から積極的にプレスをかけてくるんですが、
ミランのバックス全員、パス出しに難があることを分かっての戦術だったのでしょう(苦笑)
この日の並びは以下のとおり。
アバーテ、ラミ、サパタ、デシリオ、ポーリ、デヨンク、ムンタリさん…全員パスが微妙(汗)
プレッシャーをかけられると前線にまともなパスが出せなかったです。
ポーリ、デヨンク、ムンタリさんは、後ろ向きでパスを受けると前が向けなかったし、
ラミはボールを持ってフリーズするシーンが多かった。。
唯一サパタはボールを持って駆け上がったり等なにかしようとがんばってはいたけど、
効果的な攻めにはならなかったです。
ユベントスはラインを押し上げて前線からボールを奪いに行くのに対し、
ミランは自陣深く押し下げられていて、なんとか網に引っ掛けてボールを奪っても、
そこから効果的な鋭いパスを前線の3人に出せないので、攻めに転じることができない。
防戦一方のなか、何度かメネスのがんばりでチャンスを作った、というカンジでしょうか。
ただ、最後の砦の部分は「腐ってもミラン」というか(←失礼)
最終的にはテベっさんにやられてしまったけど、守備はよく踏ん張っていたと思います。
(デシリオの『若さ』とムンタリさんの『軽さ』はかなり気になったけど…)
ミランの現時点の問題点はゲームメーカーの不在じゃないですかねぇ。
ラツィオやパルマにはそれでも通用したけど、ユベントスには通用しなかった。
あとはローマやナポリに通用するかどうか…この2チームとの対戦は12月のようですね。
モントリーボはギリ間に合うかも??というビミョーなところだしなぁ。
個人的には4-2-3-1を試してほしい。
ボナベンのボランチと本田さんのトップ下がハマれば(もしくはその逆)
トップはトーレスでもパッツィーニでも、それなりに機能すると思うのです。(ええ妄想です)
メネスのセンターは今のところ効果を出しているけど、メネスは元々サイドアタッカーで、
サイドのときと同じ様に動き回っているので、終盤はヘトヘトで力が残っていないんですよね。
真ん中だと相手のCBとのパワー勝負もしなきゃいけないし、非常に疲れるんだと思います。
そういうのを踏まえると、本職のセンターFWを真ん中に据える方がいいんじゃないかなと。
次節エンポリ戦は4-2-3-1を試してくれないかしら、ピッポさん!
まぁ、なにはともあれ、
祝!開幕!!でございました。