離脱中のトーレスはまだ全体練習に加わっておらず、明日の国王杯セルタ戦も招集外です。
トーレスがいないと試合の感想を書くのが遅くなってしまうんですが(汗)
国王杯セルタ戦の前に、リーガの2試合をささっと振り返っておきます。
・19節:セルタ 0-2 アトレティコ・マドリード(1月10日)
この日のスタメンは、GKオブラク、DFフアンフラン、ヒメーネス、ゴディン、フィリペルイス、
中盤サウール、ガビ、アウグスト、コケ、前線ビエット&グリーズマンの4-4-2。
ガビとアウグストをアンカーに置き(スペイン式に言うとドブレピボーテ)
コケ、サウール、グリーズマン、ビエットが前線で自由に動き回ってゴールを狙う戦法でした。
前半の攻めが後半開始早々に実を結び、前線の崩しからグリーズマンのゴールで先制!
直後、アウグストとカラスコを交替させて4-3-3にシフトチェンジ。
75分にはビエットを下げてジャクマルを入れ、ロングボールで追加点狙うと、
80分、放り込みからカラスコのゴールで2点め!またしてもシメオネ采配が当たりました。
セルタはパスを繋いでサイドから崩そうとするんですが、あまり上手くいっていなかった。
サイドからドリブルで中に切り込めないのは、ノリートがいなかったからでしょうか。
中央にボールを運んでも、アトレティコの真ん中を崩すのは容易ではなく、
前を向くことすらできなかったですね。
実況さんが「セルタはバルサとプレースタイルが近い」と言っていたけど、
バルサはドリブルで中に切り込めるし、中央でも前を向ける。(FWの質が違いすぎる…)
前日からの豪雨で芝がところどころめくれていたり、途中激しい雨が降ったりと、
普段どおりのサッカーが出来なかったのかもしれないんですが、
セルタはシーズン序盤の勢いを失ってしまったように見えました。
・20節:ラスパルマス 0-3 アトレティコ・マドリード(1月17日)
ミッドウィークに国王杯ラージョ戦をはさみ、週末はカナリア諸島でラスパルマス戦。
スタメンはセルタ戦と同じなんですが、システムはビエットを1トップにした4-2-3-1で、
ドブレピボーテにサウールとアウグスト、トップ下ガビという布陣。
前にも書きましたが、シメオネのトップ下はファーストディフェンダーです(爆)
ラスパルマスの直近5試合は3勝2分けと絶好調で、点もよく獲れている。
ただ点が獲れる反面、毎試合失点もしていますが…(13得点8失点)
とにかく攻撃に勢いがあって、ボールを持つと全速力で突っ込んでくるカンジ。
(2次攻撃、3次攻撃もすごかった)
16分、フィリペルイスの今季初ゴールでアトレティコが先制すると、
ラスパルマスはさらにギアを上げて猛攻撃。それをなんとかいなして前半は1-0で終了。
前半のスタッツを見ると、相変わらずビエットが走りまくっていて(6.7km!)
なのにほとんどボールに触れないのはナゼなんだろう?(ムダ走りとは思いたくない…)
後半はシステムを4-4-2に変更。(グリーズマンとビエットの2トップ)
60分、ビエットとカラスコを交替させ、システムを4-1-4-1に。
(グリーズマンの1トップ、ガビのアンカー)
65分、アウグストに替えてトーマスを投入。直後ピンチを招くも間一髪で切り抜け、
逆に縦パス1本からコケ→グリーズマンでゴール!追加点!
2点獲れたらもう負ける気がしない(笑)
終了間際にも、コケ→グリーズマンのホットラインで3点め!
終わってみれば3-0の完勝でございました。
ラスパルマスはとてもいい状態に見えたので、今後順位を上げそう(現在16位)